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窓を考える。④
公開日:2018/7/20
皆様こんにちは!
本日7月20日は土用の丑の日ですね
「今夜の夕食はうな重!」という方も多いのではないでしょうか?
7月20日といいますと、私が子供のころは「海の日」でした
今はハッピーマンデー制度のため、7月第3月曜日が海の日になっています。
今年は16日が海の日でしたね。
昔からあった祝祭日が、今では日が固定されていなかったり名前が変わったりしていますので、時々「今日は何の祝日だっけ?」と混乱しちゃいます
さて、今回は『窓を考える。』第4弾としまして、「サッシ枠とガラスの組み合わせ」についてお送りいたします!
断熱性を考慮した「窓」考えるとき。
たとえば、ガラスをLow-E複層ガラスにしたのにサッシ枠をアルミ枠にしてしまうと、枠から熱の侵入・流出がおこってしまいます。
サッシ枠を樹脂枠にしたのにガラスが単板ガラスの場合、ガラス部分から室内外の熱の移動がおこります。
窓・サッシ枠を断熱性や遮熱性に優れた種類を選んでいても、それぞれに組み合わせる窓・サッシ枠の組み合わせが悪いと効果が薄れてしまいます
とてももったいないですね
高い断熱性・遮熱性を求める方には、「樹脂サッシ + Low-E複層ガラス」の組み合わせがお勧めです。
複層ガラスのガラスとガラスの間の空間層に、乾燥空気ではなく断熱ガスを密閉すると、より高断熱になります
ただ、樹脂サッシ+Low-E複層ガラス+断熱ガスとなると、効果が高い分価格も上がってきます
また、断熱性は欲しいけど寒冷地ではないからそこまで高性能なものは求めない、という方もいらっしゃいますよね。
求める断熱性のレベルやご予算に応じて、室内は樹脂枠・室外はアルミ枠という複合タイプのサッシ枠にするという選択肢もあります。
もしくは、「Low-E複合ガラスは南面のみで、他は複層ガラス」といったように、ご自宅の環境に合わせて必要な箇所だけに効果の高い窓を設置するのも良いですね。
以上、「サッシ枠とガラスの組み合わせ」でした
次回は『窓を考える。』シリーズ最終回、「窓の形状」についてです🏠
日野支店:川崎🐰