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窓を考える。③
公開日:2018/7/16
皆様こんにちは!
日本中が熱狂したFIFAワールドカップロシア大会、フランスの優勝で決勝戦が終わりましたね
決勝戦は観戦しようと思っていましたが、睡魔に勝てず…。
朝のニュースで結果を知ることとなってしまいました…
次の2022年ワールドカップカタール大会こそは頑張って起きて観戦したいです
『窓を考える。』『窓を考える。②』に引き続き、『窓を考える。』シリーズ第三弾。
今日は「窓ガラスの種類」についてお話しをしてまいります
窓ガラスの種類に関しては、サッシ枠の種類と比べ、ご存知の方も多いのかな?と思います
住宅に使用される窓ガラスは、大きく分けて2種類あります。
一般的に「単板ガラス」と呼ばれているもの、「複層ガラス(ペアガラス)」と呼ばれているものです。
⇧ (左)単板ガラス ・ (右)複層ガラス
単板ガラスは厚さ3㎜が主流で透視性があり、加工もしやすく安価ですが、断熱性には劣ります
一方、複層ガラスは2枚のガラスで構成されており、ガラスとガラスの間に設けた空間層に乾燥した空気やガスを入れ密閉しています。
価格は単板ガラスよりも高くなりますが、断熱性に優れ、夏場は冷房の使い過ぎを、冬場は結露の発生を抑制します
さらに、複層ガラスにはLow-E複層ガラスという断熱性・遮熱性に特化した種類があります。
Low-E(ロウイー)とは、特殊なうすい金属のシート膜のことです。
複層ガラスの空間層にLow-E膜がコーティングされているものを、「Loe-E複層ガラス」といいます。
複層ガラスの室内側のガラスにLow-E膜をコーティングしたガラスは、太陽の熱を取り入れつつ、高断熱性・保温性に優れているため、比較的寒い地域のお家に適しています
室外側に膜をコーティングしたガラスは、室内の冷暖房熱を金属膜が反射させるので冷暖房効率に優れており、太陽の日射を遮る遮熱性に優れているため、西日が強いお部屋に向いてます
ここまでご説明したガラスの種類についてまとめますと、⇩こんな感じです
窓ガラスの世界もなかなか奥が深いですね…
他にも、合わせガラスや強化ガラス、型ガラスなどありますが、それらはまたの機会にご紹介しますね。
次回は、「サッシ枠とガラスの組み合わせ」についてお送りします
日野支店:川崎🐰