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TOTO工場見学レポート①『職人の技術力とトイレの歴史』
最終更新日:2018/3/9 公開日:2018/3/8
こんにちは。
北野支店二重作です。
先日、TOTOさんの研修で北九州に行ってきました。
TOTOさんの工場とミュージアムでは
たくさん学ぶことや感動することがありました。
私が見たことや感じたことの一部を2回に分けて
ブログでご紹介させていただこうと思います。
TOTOさんの北九州にある工場は、
特に職人さんの技術が必要なものを作っている工場です。
手作業でトイレ等を作る現場を拝見させていただきました。
陶器は焼成する段階で、13パーセント程小さくなるそうです。
重力等が計算し尽くされていて、完璧な設計通りのトイレが出来上がるのですが、
その後も滑らかさやひび割れが無いか等、
何度も色んな手作業での確認が行われていました。
叩いた音で小さな傷を見つける至難の業も
職人さんのなせる業。
塗装もスプレーガンで職人さんが吹き付けをするのですが、
なんと0.6㎜と0.7㎜の厚みの差が職人さんにはわかるんだそうです!
わずか0.1㎜程の誤差しか認められないと聞いて、驚きの連続でした。
どこを見直す必要があるのか、
正直私には全くわかないトイレがありましたが、
それもチェックが入ると最終段階だろうと、
初期の粘土状に戻されていくそうです。
物作りに対する妥協無いプライドと技術力が、
TOTOさんのブランド力の高さだと
改めて感じた工場見学でした。
続いて、TOTOミュージアムに行ってきましたので、
トイレの歴史をお伝えしようと思います。
こちらは写真撮影がOKでしたので、写真をぜひご覧ください。
ミュージアムに入ると、こんなモダンな
デザインのトイレがお出迎えをしてくれました。
他にも歴史を感じさせる木製の高級トイレから、
バイクに乗ったトイレまで、
実際に存在した面白いトイレを見ることができました。
その他には力士用のトイレも目新しく、
参加者はみんな座ってその大きさを実感していました。
そしてトイレの歴史がわかる展示もありました。
皆様、どのあたりからご存知でしょうか。
そして、最新のトイレは・・・
ネオレストNXです。
この優美な曲線!
TOTOさんの技術があってこそのデザインですね。
360度どこから見ても美しい
芸術品のようなトイレです。
次回のブログでは、『世界のトイレのトレンド』を
ご紹介させていただきたいと思います。
ぜひご覧くださいね。