未来の建築家の卵

 

いつもは当社の施工事例や建築・リフォームに関する情報、

当社直営Cafeのお知らせなどを掲載しているこのスタッフブログ。
今日はちょっと趣向を変えて、嬉しい出来事があった事を報告させてください。
拙い文章ですが、箸休め(？)にでもなれば幸いです。

 

実は先日、昨秋に工事をさせていただいた、あるお客様とお会いすることがありました。
その席でそのお客様からお聞きしたある出来事が、とてもとても嬉しかったのです。

 

 

そのお客様宅の工事は、狭くて使いづらい収納スペースを広く使いやすく拡張。
また別の広い1室を2つに区分して、それぞれ2人のお子さんの個室にするという、

当社のリフォーム案件としては比較的小規模な工事でした。
おかげさまで工事は無事完了し、お客様からも高いご満足をいただいた旨、お知らせいただきました。

 

工事前：狭い収納に荷物がギッシリ！

 

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工事後：広々と拡張された収納スペース！

 

また、工事を終え、2人のお子さんが生まれて初めて自分の個室を与えられたことをとても喜んでいることなどもお聞きしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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工事後：二分割された子供部屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに話を続けられたお客様。

『上の子がもうすぐ小学校を卒業するのだけど、卒業文集の原稿を親に確認してもらう事になっていて、それを読んだんです。そしたら、将来の夢の欄に「設計士になりたい」と書いてあったんですよ。』

 

お客様の希望・要望を担当プランナーが熱心に詳細に訊き出し、それを実現すべく私が建物を調査・設計、さらにそれを実際の形に造り上げていく大工や電気工、内装工たちの姿。
一連のその流れ・その姿を毎日見ていたそのお子さん、自分の家がみるみる変わっていく姿に、どうやらとても興味津々だったとのこと。

 

この話をお聞きして思った事、それは、大改造・ビフォーアフターのような大掛かりな増改築を伴う大工事でなくとも、そこに住まわれる方の人生を左右できるような働きができるということ。
そして、私たちを見ていてくれた小さな子どもさんに、「将来建築に関わる仕事がしたい」と思ってもらえる仕事ができたこと。
これが未来の建築家の卵が生まれるきっかけになってくれたのだとしたら、この工事をやって良かった、という思いは何倍にも膨らみます。
一緒に話を伺った担当プランナーとも、お客様のお帰りを見送りながら、「本当によかったね」と嬉しさを分かち合いました。

 

家の事・建物の事でお悩みやご不便・ご苦労な思い、あるいはまた将来への夢などをお持ちの方、どうかご遠慮なさらず私たちにご相談ください。
私たちエンラージスタッフが本気になって考え、それを形にしていく各種職工たちが、あなたの希望を必ず実現してみせます。

 

日野支店　一級建築士　荻田